Amazon.co.jp: Summer Wind: ミュージック。84年以降すっかり定着したレイ・ブラウン(b)、ジーン・ハリス(p)にジェフ・ハミルトン(ds)が加わったトリオによる、サンタ・モニカの(レイ・ブラウンも経営者の1人だったという)ジャズ・クラブ「ロア」で88年7月に行われたライヴが収められた作品。トリオに加わった当初、保守的なドラミングをするハミルトンに対して、ブラウンはこう言ったという。「ドラムを叩くんだよ。君をドラマーとして入れたんだ。一般にピアノ・トリオは軽すぎる。最初は僕もそれがいいと思っていた。だがそうじゃないことに気がついた。ピアノ・トリオというのは小さなビッグ・バンドなのだ。」メンバー間のチョットしたやりとり、観客との駆け引き。まさに小さなビッグ・バンドと観客が一体となった小空間が丸ごとパッケージングされたような、ライヴのダイナミズム、スリル、熱気を楽しむにはこの上ない、いわゆるひとつのゴキゲンにスウィングしたライヴ・アルバム。(高山武樹)レイ・ブラウン名義の録音だけあって、もちろんレイ・ブラウンの太く男らしいソロが聴けるのですが、それが、まぁなんていうかノリノリなんです。そしてジーン・ハリスのダイナミックな演奏も聴き処となっています。他の2人とはチョット方向が違う一番若い(当時35歳)ジェフ・ハミルトンもガンバっています。このトリオの演奏が今聴いても新鮮に感じられるのは、ジェフが若い息吹を吹き込んでいるからでしょう。Concord レーベルの録音はどれも音が良いのだが、このライブは特に音が良い。ピアノの ff が耳に突き刺さるように飛んでくるし、ベースの弦が弾け、胴が唸る。客席からチョットうるさい「おばちゃん」の笑い声とかが聴こえるのだが、ジャズクラブでのライブ録音なのでこれはライブの一部として受け入れよう!この録音、演奏が良いせいか「あっ」という間に終わっちゃう!曲目リスト1The Summer Wind2The Real Blues3Li'l Darlin'4It Don't Mean a Thing If It Ain't Got That Swing5Mona Lisa6Buhaina Buhaina7Can't Help Lovin' Dat Man8Bluesology